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XMの税金対策・計算方法・節税・キャッシュバックには課税される?

海外FXの税率の記事の画像XMの特徴
この記事は約9分で読めます。

こんにちは。現役XMトレーダーのラスです。

今回は海外FX業者「XM(XMTrading)」の税金について解説します。

記事のポイントは以下の通りです。

  • XMと国内FXの税金の比較
  • 副業トレーダーと専業トレーダーの税金の比較
  • XMの税金対策、節税方法

XMには国内FXにはない様々な魅力がありますが、国内FXと税金の仕組みが変わります。

また、副業トレーダーの方と専業トレーダーの方でもかかる税金が変わります。

この記事を読んで、XMを上手に活用していきましょう。

XMの税金基礎知識

まずはXMの税金を、国内FXと比較しながら解説します。

XMにかかる税金(所得税+住民税)

1月~12月の1年間に得た収入には所得税がかかります。

XMと国内FXはかかる税率が異なります。

税制の違い
  • XM・・・総合課税(累進課税の所得税+住民税10%)
  • 国内FX・・・分離課税(20.315%)

上記からもわかるように、国内FXの税率は一律20.315%です。

これは利益が多くても同じです。

それに対し、XM所得に応じて超過累進課税となるのが大きな特徴です。

超過累進課税によって、所得が高いほど税率も高くなります。

XMの所得にかかる所得税率は以下の通りとなっています。

課税所得
税率
控除額
195万円未満
5%
0円
195万円以上~330万円未満
10%
97,500円
330万円以上~695万円未満
20%
427,500円
695万円以上~900万円未満
23%
636,000円
900万円以上~1,800万円未満
33%
1,536,000円
1,800万円以上~4,000万円未満
40%
2,796,000円
4,000万円以上
45%
4,796,000円

控除額とは、段階的に計算した場合との差です。

これにさらに住民税10%も加えたものが税率になります。

国内FXが20.315%のため、XMでの所得が695万円より少なければより払う税金が安いように見えます。しかし、これは勘違いです。

あとでお話する細かい計算をすれば、800万円前後まではXMの方が少ないです。

分離課税と総合課税の違いは?

ここで、分離課税と総合課税について解説していきます。分離課税とは、その所得単体に課税するという方式です。

国内FXをはじめとする日本の金融商品は分離課税のため、その利益だけを所得税とは分けて課税されます。

一方XMは日本の法律上にない金融商品のため、分離課税としてではなく、総合課税の扱いになります。

総合課税では、サラリーマンの給料や不動産収入などを合わせた所得に税率がかかります。

その税率は一律ではなく、所得税として計算されます。

XMは日本の法律上にない金融商品ではありますが、XMの金融ライセンスについては下記の記事で解説しています。

→XM(エックスエム)でのトレードは違法?XMの金融ライセンスと金融庁の見解

税金がかかるタイミング

XMで税金がかかるタイミングは「利益確定時」です。

これは国内FXと同じで、ポジションを決済していない状態であれば、いくら含み益を抱えていても課税対象にはなりません。

そのため中長期のスイングトレーダーであれば節税することが可能です。

また、FXトレードでのよくある誤解として、「出金時に税金がかかる」という意見がありますが、これは間違いです。

出金をしていなくても、利益確定していれば課税の対象になるため、注意しましょう。

損益繰越控除とは

FXなどの投資では、その年に出た利益や損失を次の年に繰り越すことができます。

国内FXであれば損失が出た年も確定申告をすることでその後3年までの利益と相殺することができます。

しかし、XMの損益繰越控除はありません。

XMのトレードで損失が出ても、次の年に相殺することはできないため注意しましょう。

一方で、その年に出た利益と損失を合わせて計算する「内部通算」はXMにもあります。

年単位での損益の相殺はできませんが、XMでも月単位でなら損益を相殺することができます。

ボーナス、ポイントは課税なし

XMでトレードをするとボーナスやポイントを得ることができます。これらは課税の対象になるのか気になっている方も多いと思います。

結論を言うと、XMのボーナスやポイントは課税されません。

理由は、ボーナスが出金できず資産としてみなされないからです。

現金というよりはポイントカードやスタンプカードのポイントに近いです。

得られたボーナス自体には課税されませんが、ボーナスを使って出た利益は課税されるため注意が必要です。

→XMのボーナスが凄い!?3種類のボーナスの特徴と受け取り方を徹底攻略!

キャッシュバックは課税される?

XMを利用する方の中には、キャッシュバックサイトを利用している方も多いと思います。

ボーナスと違い、トレードで得たキャッシュバックには課税が適用されます。

これは、キャッシュバックが現金として出金できて、所得としてみなされるからです。

税金計算の際はキャッシュバックもXMの利益と合わせて計算するようにしましょう。

副業トレーダーの税金計算

副業トレーダー(サラリーマン)の方は、年間の利益が20万円以上で確定申告をする必要があります。

計算の方法は、給与所得+海外FXの利益を計算して、それを所得税で計算します。

そうして出た課税額に、会社員として納めた税金額を引きます。

式に表すとこのようになります。

給与所得+XMの年間利益ー経費ー控除=①所得金額

①所得金額×税率(累進課税)ー控除額=②課税額

②課税額-③会社員としての納税額=サラリーマンの所得税課税額

加えて、住民税10%(県民税4%+市民税6%)もあります。

(XMの年間利益ー経費)x0.1(10%)=住民税課税額

計算が少し複雑に思えるかもしれません。

専業トレーダーとの違いは、本業の収入とXMでの収入を合わせて計算する点です。

本業の年収の高さによって、トレードでの税率が上がってしまいますが、既に会社員として払っている所得税と住民税は二重に支払わなくてOKです。

課税所得
税率
控除額
195万円未満
5%
0円
195万円以上~330万円未満
10%
97,500円
330万円以上~695万円未満
20%
427,500円
695万円以上~900万円未満
23%
636,000円
900万円以上~1,800万円未満
33%
1,536,000円
1,800万円以上~4,000万円未満
40%
2,796,000円
4,000万円以上
45%
4,796,000円

 

専業トレーダーの税金計算

専業トレーダーの場合の税金計算について解説します。

ここでいう専業トレーダーとは、他に正社員、アルバイト、派遣などの給与収入がない人のことをいいます。

専業トレーダーはXMの年間利益が48万円以上で確定申告をする必要があります。

38万円以上としているサイトもありますが、令和元年以前の古い情報です。

会社員としての納税額がありませんから、課税額がそのまま適用されます。

計算式は以下の通りです。

(XMの年間利益ー経費)×税率ー控除額=課税額

加えて、住民税10%(県民税4%+市民税6%)もあります。

(XMの年間利益ー経費)x0.1(10%)=住民税課税額

【参考記事】

No.1199 基礎控除|国税庁

XMの税金対策

XMの税金対策として、節税があります。ここからはいくつかの節税をご紹介します。

経費として認められるもの

トレードに関する出費の一部を経費として所得から控除することができます。

これによって、税金を低く抑えることが可能です。

XMで経費として認められるものは以下の種類があります。

  • トレードのために購入したパソコン、周辺機器
  • 入出金時の手数料
  • 有料取引ツール
  • トレードに関するセミナーや書籍
  • EA(自動売買ツール)
  • 通信費、光熱費
  • 家賃

通信費や家賃は全てが経費として認められるわけではなく、トレードに使った時間の分だけを割合で経費にできます(家事按分)。

例えば、専業トレーダーの方で8時間チャートを見てトレードをするのであれば、30%程度を経費にすることが可能です。

副業トレーダーの方であれば、10%程度が現実的かと思います。

担当の税理士や税務署によって基準が曖昧のため、自分がきちんと説明できる範囲で経費に計上するようにしましょう。

他の雑所得(副業)と通算する

XMは国内FXや株式などと通算することはできませんが、他の雑所得となら通算することができます。

これは、主にXMの年間利益がマイナスになった場合に役に立ちます。

XMの年間利益がマイナスになった場合は、損益繰越控除ができず、マイナスを翌年に持ち越すことができないため、確定申告をしないという方もいます。

しかし、以下のような同じく雑所得に分類されるものと通算することができます。

  • ブログ収入
  • メルカリ販売
  • ネットオークション販売
  • 公的年金

これらの収入があって確定申告が必要な方は、XMの年間利益がマイナスであっても確定申告をすることで節税することが可能です。

今はこれらの収入がない方でも、今後ブログやメルカリなどで収入を得るかもしれない場合は、確定申告を忘れずするようにしましょう。

法人化での節税は不可

XMで法人口座を作ることは、2022年現在できなくなっています。

法人化による節税はできないため、注意しましょう。

確定申告しなくてもばれない?

「XMは日本に拠点を置かない海外のFX業者だから、確定申告をしなくてもばれない?」

と思った方もいるかもしれませんが、やめましょう。

出金で100万円以上の資金の移動が海外銀行からあった場合、国内の金融機関は「国外送金等調書」を税務署に提出します。

その際にチェックが入るため、脱税は確実にばれます。

所得隠しによる脱税は、無申告加算税や延滞税など、高額なペナルティがある上、悪質な場合は懲役刑も課されるため、必ず確定申告をしましょう。

含み益、含み損を放置するとどうなる?

含み益を利確したら課税となるため、放置しておくとどうなるのでしょうか。

基本的に、取引をやめてポジションを放置し続けていても、口座休眠や口座凍結の心配はありません。

しかし、売りと買いの両方のポジションを持って両建てしていたとしても、スワップポイントがマイナスになっているため、基本的にはポジションを持ち続ければその分含み益が減っていきます。

特にXMで1000倍などのハイレバレッジを行う場合で、日をまたいで(ロールオーバー)ポジションを持つときはスワップポイントを計算するようにしましょう。

確定申告は1月~12月の収入で計算するため、12月の含み益を持ち続けて1月に決済することで節税できるケースもあります。

まとめ:節税をしてXMを賢く活用しよう

今回は、XMの税金について以下の内容を解説しました。

  • 課税タイミングは利益確定時
  • 分離課税で所得に応じて税率が上がる
  • 専業トレーダーと副業トレーダーで税金が変わる

海外FX業者であるXMは、国内FXと税金の制度が異なります。

この記事をしっかりと読んで、確定申告を忘れないようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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